No.0011 「人は何を食べるべきか」
その2「動物の内蔵を生で食べる人たち」
それが寿命がよくわからないんですよねぇ。もう7年も一緒にいます。
住むべき世界をちゃんと理解し、その環境をつくってあげると長生きするのかもしれません。
近年まで「人は肉食動物」に分類されていました。それは消化管の長さの動物の比較だそうです。
人は動物の内臓も決してそのまま生では食べません。どう考えても多くの肉を食べなかったと考える方が自然だと思います。
実は、動物の内蔵を生で食べる人たちがいます。それはエスキモー、イヌイットの人たち、彼らはアザラシのほぼ全ての部位を生で食べます。まさに肉食です。
「食べ物は全身を食べないと栄養バランスが取れない」。という話を聞いたことがありますか。魚は身の部分のみを食べるより、「しらす」や「いりこ」のほうが格段に栄養バランスが良いのです。
犬や猫も同様です。 家庭で飼われる犬や猫は栄養バランスの良い専用の餌をあげます。時にはおやつとして「生の鶏のささみ」をあげることもあります。でも、野生の犬や猫は必ず内蔵を食べています。それは生きるためなのです。
話はそれますが、私は犬、猫、鳥、魚を飼っていました。 彼らは、人とは違う生態系、違う世界の生き物、食事も生活環境も本来まったく異なるものです。
犬は長年、人とともに生き、彼ら自身が穀物消化能力を身につけ、ご飯も美味しく食べてくれます。
猫は夜間の行動ができるように暗視能力を身につけていて、本来人とは生活時間が違います。でもご主人様に合わせてくれます。
今、家にいる魚はアカヒレなんですが、これ故郷は台湾。温かい地域の生き物なので気温36度でも元気いっぱいです。(私より(笑)

住むべき世界をちゃんと理解し、その環境をつくってあげると長生きするのかもしれません。