No.0038 第2話 神道

その9「幸(しあわ)せ」

「禍をはらう」とはあなたの体の外での出来事です。なので「◯の外」と分類します。「罪穢をきよめる」とはあなたの体の内での出来事です。なので「◯の内」と分類します。ともに、私たちの目に見える世界で起きる出来事です。

それに対し「守る」とは、目には見えない世界で、あなたの外を起こる出来事に対し、「あなたを守る」ために使用します。

幸せはあなたの心が感じるものであり、目には見えない世界、あなたの内で起こる感情です。

目に見える世界目に見えない世界
◯の外
禍を払い
守り
◯の内
罪穢を清め
幸う

あなたにかかる禍(わざわい)をふり払うのも幸せであり、あなたの病を克服し健康な体を取り戻すことも幸せであり、目には見えない禍、将来起こるかもしれない穢(けがれ)を未然に防ぎ、守りきればそれも幸せです。

「はらい(払い、祓い)、きよめ(清め、浄め)、まもり(守り、護り)、さきわう(幸う)」という4つの単語はとても深い言葉だとは思いませんか!?