No.0009 「先生がそばにいてくれたら」
ブログ見ていて、「私はいつも、蟻が、小さな体で、自分よりはるかに大きくて重そうな虫を少しずつ、少しずつ運んでいる姿を見つけては「わあ~凄い!どこまで運ばはるんやろ」 と感動して、尊敬しているけれど・・・ホント、蟻のように立派な、夫である。」って(笑)
「蟻のように立派な、夫」!!この感性はなかった(笑)
私は以前に、「先生がそばにいてくれたら」と思っていた時期がありました。 先生がそばにいてくれたら、進歩は早いし、悪い所は修正してくれるし、危機を回避できる。 そう思っていたら、すーっと目に入った言葉がありました。
それは、 「大衆は先生から学ぶ。先生は賢者から学ぶ。賢者はこの世界から学ぶ」(うろ覚えです。たしかこんな感じの) (再び原文に出会えたら、紹介できるかもしれません)
「あなたが一般の人ならば、先生から学びなさい」 普通の人が何か学ぼうとすれば、良い先生を探すべきです。たとえ2年かかろうと、3年かかろうと。 良い先生との出会いはあなたの人生を変えることになります。
「あなたが先生とよばれる人ならば、賢者を探しなさい」 先生が何か学ぼうとすれば、賢者や聖人を探すべきです。一千万人に一人、一億人に一人、いやいや、百年に一人、千年に一人の逸材(いつざい)です。人生をかけて探すべきです。良い賢者との出会いはあなたの世界を変えることになります。 多くの人の人生を変えることになります。
「あなたが賢者、聖人とよばれる人ならば、この世界から学びなさい」 もはや人が先生である必要はありません。山や海、天、地、生き物、石や土、この世界全てが先生であり、多くの学びがそこにあります。
「先生はすぐそばにいるよ」 そう教えられた気がしました。 で、先程の女性。 蟻(あり)から学んでいます。尊敬もしています。この人にとって蟻さんはもはや先生なのです。 ふと思いましたよ。「この人の魂には賢者の欠片(かけら)があるのかも!」って。