No.0019 詩を読む
「男は酒を飲み、女は花を摘む」
ある文章に「男は酒を飲み、女は花を摘む」と言う詩があった。
長い間意味がわからなかったがようやく解けた!
「酒を飲む、酒を交わす」とは戦(いくさ)に出ることを意味する。「分かれ」ともとれる。
花畑はデートスポットであり、「花を摘む」は男女の「出会い」「再会」ともとれる。
「男は酒を飲み、女は花を摘む」には「出会いと分かれ、始まりと終わり」そんなイメージが伝わる。
現代人にとって「花を摘む」はトイレのイメージが思い浮かぶし、(笑)
「酒を飲む」といえば酒場をたむろするおじさんのイメージが浮かぶが。
「酒」といえば神に捧(ささ)ぐものであり、
人はその人生の節目、出会い、分かれでは酒を飲む習慣がある。
本来「酒を飲む」行為には重い意味が存在する。
現代人が忘れていた一端を思い起こされる。