No.0013 「人は何を食べるべきか」

その4「妊娠と味覚変化」


女性は妊娠すると味覚が変わる人が少なからずいます。 これってとてもおもしろいことだと思います。「なぜ?」って思いませんか?

まず、妊娠時に味覚変化が起こる人と起こらない人がいます。起こる人でも強く影響が出る人、そうでない人がいます。

妊娠時の味覚変化に内容は驚くものばかりです。甘いものは欲しい人、辛いものが欲しい人、酸っぱいものが欲しい人、油っこいものが欲しい人。味覚がわからなくなる人、同じ食べ物でも甘さが強く感じる人、苦さが強く感じる人。

対処方法も千差万別、甘かろうが辛かろうが食べられるものを食べる人。でもねぇ、赤ちゃんには少なからず影響しますよ。間違いなく。

水分補給を見ると傾向があります。まず、水が飲みにくくなります。少し味がある方が飲みやすいです。これは実(じつ)に理(り)にかなっていると思います。実は水は、水のみだと分子構造が大きく吸収されにくい。微炭酸やスポーツ飲料の方が体内に吸収しやすい。味付きでもコーヒーやお茶もありますが、カフェインがあり利尿効果が大きいので一長一短があります。

サイトを見ていて驚くんだけど「味覚障害」って書いている。「障害ではない」ですよ!

食材を見てみると、玉ねぎやにんにくががダメになる人がいます。また、濃い醤油やソースもダメな人がいます。

原因としてホルモンバランスや亜鉛不足を上げている人もいますが、そう単純な話でもないです。ホルモンバランスが崩れていなくても味覚変化は起きますし、高齢者じゃないんです亜鉛不足もないです。(日常的に亜鉛不足の人は、妊娠に関係なく味覚はおかしいです。そもそも亜鉛不足なら強く感じるということはありえないです。)

ただ、この

味覚変化は心配しないでください。極めて正常な、人の反応なので。


なぜ私がそういい切るのか!それはこれからのお話を聞いていれば少しは解ると思います。