No.0025 「宗教の姿」
その2「肉食を禁じる理由」
なぜ多くの宗教が肉食を禁じるのでしょうか。
今の私にとっては極めて簡単な質問となってしまいました。
それは開祖たる人たちが一時的に食べなかったためです。
なぜ食べなかったのか?
それは開祖たちが肉食をせずに能力の開花させたためです。
今の私には、
仏教家が山に入り、修行する理由もよくわかります。
肉食を禁止する理由もよくわかります。
彼らが火と水の行を行う理由もよくわかります。
世(よ)が世(よ)ならば、
ろくに食べずにボロボロになっている私が山を降りてきて、
村娘にミルク粥(かゆ)でもご馳走になったら物語が一つできそうです。
ただ残念なことに、私はミルクは飲めません!(笑)
そもそも私は修行、苦行をしているわけでもありません。
只々(ただただ)体が拒否しているだけです。
もっとも死ぬかと思うほど衰弱したのは事実ですけど。
仏教においては山での修行は極めて大切なものであり、肉食を禁ずることも大切であり、火と水の行も大切なものです。
これらを否定するということは仏教を否定するのと同じです。
浄土派(じょうどは)の開祖、法然(ほうねん)、親鸞(しんらん)等は言ってみれば、ただ修行に挫折した人でしかありません。
彼らに仏教を語る資格はない。